再びの·····⑭
ガウンを着て元主の元へ戻る
色々な話をして·····
私は元主の元へ戻ることを決めた
元主は·····また私の主になる·····
ベッドの上に正座をして
緋「よろしくお願いします」
頭を下げた
主が仰る
「形には拘らない。主従という形で縛ることは無い」
隷では無い私は·····主の何なんだろう?
彼女?
それは·····さすがに図々しい気がする·····
隷以上彼女未満·····だろうか?
けれど私は
この方の足下に置いていただけることになったのだ
それだけでも嬉しい
と、同時に
ヘタレな私はやはり不安感にも苛まされてしまう·····
この方に差し出された手は
もう離されはしないのだろうか?
また
抗えない理由で別離れてしまうときが来るのではないだろうか?
それでも
今は
幸せだけを感じていたい
この方の隷として··········
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