月詠

1度別れた主と再び繋がりリスタートを始めました。日々の思いを残しておきたいためのブログです

再びの·····⑩

楽しくて·····飲みすぎた


元主「そのままじゃ帰れないでしょ?酔いを冷まさないと」


緋「·····そうですね·····」


流されるな·····流されてもいいかな·····


うん·····いいや·····ユキさんだもん·····


居酒屋を出た

元主が私の腰に手を回してきた


ああ

この方はこういうことをしてくださる方だった


ただ私は恥ずかしくて

腰に回された手から逃れ·····手を繋がせていただいた


こんなに·····大きくて·····ゴツゴツした手だったかな?

思い出したくても思い出せなかった


元主「ここにしようか」


元主に連れられてホテルに入った


緋「心臓が·····ドキドキしてます·····」


ラブホなんて·····何年ぶりだろう

というか·····sex自体何年してなかったのか


お部屋を選んでエレベーターに乗る


頭の中は


どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう



元主が

ドアを開ける


緋「先どうぞ?」


元主「いいよ。緋岬入りな」


促されて入る


ビジネスホテルに無理矢理ダブルベッドを入れたような狭い部屋

トイレと浴室とベッドだけ笑


唯一の空間がベッドとベッドサイドの棚の隙間くらい


壁を背に元主と向かい合わせになった

手が伸びてくる


左耳に触れられた途端、崩れ落ちそうになる·····


偶然なのか覚えていてくださったのか·····

耳とうなじは私の弱いポイントで·····


声が漏れる·····


全身に力が入る



この方に触れられると私は何故か全身に力が入ってしまう


顔を上げることさえできない


元主の腕の中でされるがままだった