月詠

1度別れた主と再び繋がりリスタートを始めました。日々の思いを残しておきたいためのブログです

再びの·····⑭

ガウンを着て元主の元へ戻る


色々な話をして·····

私は元主の元へ戻ることを決めた


元主は·····また私の主になる·····

ベッドの上に正座をして


緋「よろしくお願いします」


頭を下げた


主が仰る

「形には拘らない。主従という形で縛ることは無い」


隷では無い私は·····主の何なんだろう?


彼女?

それは·····さすがに図々しい気がする·····



隷以上彼女未満·····だろうか?


けれど私は

この方の足下に置いていただけることになったのだ


それだけでも嬉しい


と、同時に

ヘタレな私はやはり不安感にも苛まされてしまう·····



この方に差し出された手は

もう離されはしないのだろうか?


また

抗えない理由で別離れてしまうときが来るのではないだろうか?



それでも


今は


幸せだけを感じていたい



この方の隷として··········

再びの·····⑬

ベッドからずり落ちるように、また床に座り込む


ポーっと元主を見上げる

優しく微笑んでくださる


そこで

あることを思い出して慌てて伺った


緋「私、生理終わったばっかりで·····指·····汚れてないですか?」


元主「大丈夫だよ」

ご自分の指を見ながら答える元主


私の前で確認しないで欲しい··········




元主が立ち上がり浴室を覗く


元主「狭いな·····一緒には無理だな」


そう言えば「風呂は一緒」が元主の信念?だった笑


緋「久しぶりなので·····一緒には·····ちょっと·····お先にどうぞ·····」



元主が立ち上がる

私もノロノロと身体を起こす


元主が

脱いだジーンズを預かろうとすると一瞬

不思議な顔をされた


元主「ああ、緋岬は畳んでくれたな」


アウター、Tシャツ、靴下·····次々と預かり畳んでいく

以前と同じだな·····と思いながら纏めて1箇所に置いた



元主がシャワーを浴びてる間


私は恥ずかしいので部屋の灯りを

なるべく暗く·····でも仄かに見えるように調節していた笑



そしてベッド脇の大人の玩具の自販機を見てた笑



バ○ブに手枷と足枷、首輪。お尻用の玩具

エネマにローション·····

私は元主と会う時は、それらの道具を持ち歩いていた。

もしかしたら他にもあったかもしれない



特に玩具に名前があるなんて知らなくて

自販機の中の玩具に一つ一つ名前が付いてるのが面白かった笑


浴室から出てきた元主が一言


元主「緋岬、欲しいの?」


緋「違います笑。ユキさん知ってました?名前ついてるんですよ?笑。昔から名前なんてあったんですかね?」


元主「あったよ。覚えてないけど笑」


緋「そうなんですか?知らなかったです」



元主「なんでこんなに暗いの?」


緋岬「久しぶりなので·····これくらいで·····」


明るいのは苦手だ·····

元主が小さく笑った気がした


元主「風呂、入っておいで」


緋「はい。覗かないでくださいね?」


元主「鍵かけるくせに笑」


正解です笑




シャワーを浴びようとして気付いた


内腿まで濡れていた·····

再びの·····⑫

床に座った私の頭を撫でる元主


何度もキスをくださる·····

嬉しくて·····恥ずかしくて·····俯いてしまう


そのまま

また耳に触れられる


声が漏れる


逃げるようにベッドにしがみつく


いや逃げていたのだと思う


逃げて逃げてベッドの上に四つん這いになっていた


元主「緋岬、おま○こ濡れてるんじゃないの?笑」


顔が熱くなる

私は、そういう言葉に弱い


首を振ると


パンっと手が落ちた


ビクンッと身体が跳ねる


元主「濡れてないの?笑」


次から次へとお尻、太もも、アソコを叩かれる

スキニーの上からで、そこまでは痛くないが一発だけ内腿近辺をスパンされたとき痛かった笑


元主がスキニーを下げる


そこに指が滑り込む


元主の笑い声が聞こえた


その笑い声に羞恥心が煽られる


元主「グチョグチョだよ笑」


低いハスキーボイスで責めてくる


身体の中に元主の指が埋められる

シーツを掴む手に力が入る


尾骶骨から頭に電気が走ったように反応してしまう


元主の指が動くと身体中を快感が走る


元主「気持ちいいの?」


少し笑いを含めた声で問われる


コクコクと頷くことしか出来ない


元主「どこが気持ちいいの?」


答えられないのを知っていて問われる


言えない·····私はとにかく·····そういう言葉を口にするのが恥ずかしいのだ·····


なぜだろう?自分でもわからないのだけれど·····

とにかく恥ずかしくて·····言えないのだ·····


元主「ん?どこがいいの?」


畳み掛けてくる質問に首を振る


手が落ちる


綺麗な音が部屋に響く


緋「あ·····アソコ·····です·····」


元主「アソコじゃないでしょ?おま○こでしょ?」


元主「ほら、言え」


緋「恥ずかしい·····です·····」


元主「叩かれたくて言ってるのか?」


何度も手が落ちる


痛い·····でも·····好きな行為·····


けれど言うまで許されないことも知っている·····



緋「お·····○んこが·····気持ちいいです·····」


絞り出すように答える


また元主が低く笑う


そして激しく指を動かされる·····


この方は·····私の感じる場所を·····ご存知だ


緋「イクッ·····」


波に飲まれる


全身が震えた·····