月詠

1度別れた主と再び繋がりリスタートを始めました。日々の思いを残しておきたいためのブログです

回顧録20201025⑧

チェックアウトの時間が近づく


主の着替えを支度する



目が合うと笑ってくださる

それだけでもう幸せだ


主の車に乗り

手を繋いでいただく



知らない街なので

何処に向かってるのかもわからない


緋「どこへ向かってるんですか?」


主「ん?駅だよ」


緋「私·····もう帰されちゃうんですか?」


ワガママだとわかってて言った


主「じゃあ猫たちに挨拶してく?」


緋「はい」


再び主のマンションへ



もう少し一緒に居られる

それだけでニヤニヤしてしまう



主のマンションで猫たちと絡み

帰りたくないけど翌日も仕事だ


緋「私のこと忘れないでね」


猫くんたちに告げる


主「バカだからスグ忘れるよ笑」


酷いなぁ·····


玄関で主が抱きしめてくれてキス·····


唇が離れた瞬間

恥ずかしてく下向いて照れ笑いする私


主「まだ照れるか笑」



照れますよ?

まだキスにはなれませんもん·····



最寄り駅まで送っていただく

車を停めて駅まで送ってくださろうとした主


丁寧にお断り笑


歩き出した私の横を主が車で通り過ぎる


手を振る


恋人同士みたいだ·····


いや·····恋人同士で·····いいのかな?



駅まで歩く


確か横断歩道があるから·····そこを渡るんだっけか?


信号が変わるのを待って横断歩道を渡る


あれ?

駅がない?


振り返ると今

渡ってきた横断歩道の反対側に駅がある


あれ?主·····横断歩道渡れって仰なかったかな?

もしかして

横断歩道のとこに駅の入口があると仰ったのか?


私は今、渡ってきた横断歩道をまた戻るという間抜けな行動を取り駅に辿り着けた



そしてまた主に

主「ホントに緋岬は·····天然だな笑」


と大笑いされたのでありました